学習院大:部活でのハラスメント「問題ない」

学習院大学 学生課は2016年9月、「一発芸の強要」は「学習院の体育会系として問題ない」とコメントした。
これはヨット部が対甲南大学定期戦(通称「甲南戦」)において、1年生と2年生の部員に対して一発芸を強要した事実の告発に対して、学習院大学 学生課 事務長が述べたもの。

 

なお、厚生労働省は「職場でのパワーハラスメント」に関して下記の通り定義している。

【職場のパワーハラスメントの概念】

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。

厚生労働省『職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言』別紙1より引用

これを大学の部活に関するものとして読み替えると、下記のようになるだろう。

部活のパワーハラスメントとは、同じ部活活動する者に対して、活動上の地位や人間関係などの部活内の優位性を背景に、活動の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は部活環境を悪化させる行為をいう。

「一発芸部」という部活でもない限り、一発芸は部活の活動本旨とは何ら関係ない。各個人が自由意志でやるならともかく、先輩・後輩という立場の優位性を背景に強要するのは「活動の適正な範囲を超えて、精神的苦痛を与える行為」と形容できよう。

 

しかし、学習院大学 学生課はこれを「問題ない」と判断した。

つまり学習院大学は大学当局も「ハラスメントは問題ない」と明言しているのだ。

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